東京科学大学の宍戸教授、MANUFACIAで画期的成果
AIをもっと身近に 〜MANUFACIA-Vision活用事例〜
東京科学大学 宍戸 厚教授、ポリマーフィルムの疲労寿命予測の研究にMANUFACIA-Visionを活用
ポイント:AIによる目視検査の作業負担軽減、属人的ではない判断基準と指標、簡単に導入できる直感的な操作 現在、ディスプレイやセンサー、バッテリーといった電子デバイスを柔軟に曲げられるようにしようという取り組みが世界中で加速しています。こうした分野で先駆的な成果を発表し続けているのが、東京科学大学 総合研究院 化学生命科学研究所の宍戸 厚教授です。
3月6日、宍戸教授が博士課程の岸本勇勝さんを伴って来社され、クロスコンパスの画像検査AI、”MANUFACIA-Vison”(マニュファシア・ビジョン)を利用した研究成果についてご説明いただきました。当社のAIを導入したことによって従来は検知できなかった現象を捉えることに成功したという画期的な成果について、クロスコンパス代表の鈴木克信をはじめとする当社スタッフが耳を傾けました。

宍戸教授は「フレキシブルデバイスアプリケーションに適したポリマーフィルム基板を選択、または設計するには、ポリマーフィルムの曲げに対する疲労寿命の予測が重要」と強調。繰り返し湾曲に耐えられる高い耐久性を持つデバイスや材料の開発に向けた疲労寿命予測の研究において、当社の画像特化AI生成ツール「MANUFACIA-Vision」を導入して属人的ではない予測を行う意義を力説されました。岸本さんからは「研究では直感的な操作が可能な『MANUFACIA-Vision』の使いやすさに助けられた部分も大きかったですね。試行錯誤のストレスをあまり感じずに進められました」とコメントをいただきました。
また、当社代表の鈴木は「現在のMANUFACIA-Visionは画像解析に特化していますが、異なる種類のデータと組み合わせたマルチモーダル化を実現し、学術界や産業界のより広範な解析ニーズにも対応できるようにしたいですね」と意気込みを述べました。お二人は今後の研究の方向性を模索するため、当社のAIエンジニアと約2時間にわたり活発な議論を実施しました。
MANUFACIAによる外観検査事例集はこちら
https://www.cross-compass.com/case