2018/1/11 日本のスタートアップ有望株50選 に選ばれました
2018/1/25 AIのクラウド提供に向けた取り組みを開始
製造業の生産性を向上するAIのクラウド提供に向けた取り組みを開始
~クラウド環境での深層学習を容易に実現、IoT機器メーカーの現場作業品質も向上~
株式会社クロスコンパス(本社:東京都千代田区、代表取締役:佐藤 聡、以下クロスコンパス)と、ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:阿多 親市、以下SBT)は、このたび、クロスコンパスが提供するディープラーニング(深層学習)を利用し、製造業向け人工知能(AI)を簡単に生成できる「Manufacturing-IX(M-IX)」を用い、Microsoft AzureからAIモジュールを提供するための取り組みを共同で開始したことをお知らせします。
■背景
昨今、製造業やIoTデバイスメーカーでは、センサーから情報を集約する(あるいはネットワーク末端のデバイスへの指示やクラウドとデータのやり取りを行う)エッジデバイスにAIを組み込んで生産性を向上させるための構想立案や、その構想が実現できるか確認するための実証実験などが盛んに行われています。具体的にはエッジAIやIoTといった先端技術の活用により、製造事業者の生産拠点における異常検知や予知保全の精度向上、IoTデバイスメーカーが故障前に設置機械のメンテナンスを行うことなどの実現が期待されています。
このような構想を実現するためには、センサーから情報を収集してビッグデータとして蓄積し、それを解析・学習させる仕組みが重要になりますが、導入コストの削減や拠点を超えたデータ収集、取得データ量やIoTデバイスの増減などへの対応にはクラウドの活用も必要になってきます。
今回、Microsoft Azure の活用などクラウド開発と運用を得意とするSBTと、製造業向けAIを簡単に生成できる開発環境M-IXを提供するクロスコンパスは、2018年度中にAIモジュールをクラウドから提供することを目指し取り組みを開始します。Microsoft Azure からM-IXを提供することにより、導入コストの抑制や拠点を超えたセンサーデータの深層学習が可能になる予定です。
<本件に関する報道関係からのお問合せ先>
●ソフトバンク・テクノロジー株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーショングループ
Tel:03-6892-3063 / Mail:sbt-pr@tech.softbank.co.jp
●株式会社クロスコンパス 経営企画室
Tel:03-6380-9729 / Mail:info@xcompass.com
【ソフトバンク・テクノロジー株式会社について】
SBTは、クラウドを活用して、働き方改革をはじめとする生産性向上の実現や、お客様のビジネスを共に作り上げていくビジネスパートナーを目指し、クラウドとIoTに注力しているICT企業です。
URL:http://www.softbanktech.co.jp/corp/
【株式会社クロスコンパスについて】
人工知能情報処理に特化したAIベンチャーとして2015年に設立。
ニューラルネットワークの一種であるディープラーニングにいち早く取り組み、実業務に対するAI適用に関するコンサルティングから、研究開発、パイロットプロジェクトの実施、製造業向け統合開発環境Manufacturing-IX (M-IX)の販売を行っております。
URL:https://www.xcompass.com/
2018/2/27 シーシーエスとの業務提携に関するお知らせ
シーシーエスとの業務提携に関するお知らせ ~ライティング技術を用いたAI(人工知能)による画像処理技術の向上を目指して~
株式会社クロスコンパス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 佐藤聡、以下、クロスコンパス)は、画像処理検査用照明メーカーのシーシーエス株式会社(本社:京都市上京区 代表取締役社長 大西浩之、以下、シーシーエス)と業務提携へ向けて、それぞれの技術を用いた新たなソリューションの創出のための取組みを開始致します。
シーシーエスは、画像処理検査用LED照明(以下、画像処理用照明)および電源の専業メーカーとして、LED照明・電源のみならず、レンズやカメラをはじめとする様々な商材を活用し、画像処理検査におけるソリューションを広く提案し、お客様に「見える」環境を提供することに取り組んでいます。
クロスコンパスは、シーシーエスの強みであるライティング技術(検査対象物に対して最適な照明・カメラ・レンズを選定する)によって得た画像が、クロスコンパスのAIによる画像解析精度の向上につながり、引いては両社の強みを活かした産業用ソリューション提供の可能性を探っていけると判断し、業務提携に向けた取り組みを開始することといたしました。
今後は、共同での画像解析ラボの設置を進め、両社の技術を融合したソリューションの開発を推進していくことで、お客様に「AIによる画像解析」をご紹介できる体制を整備していきます。この取り組みによって、当社は、本業務提携による産業用ソリューションを当社の技術パートナー会社を通じて、画像解析に課題を抱えるお客様に提供することを目指します。
クロスコンパスは今後も、分野に強みを持った企業との業務提携等により、AIによる最先端の解析技術の提供を進めていく方針です。
■ シーシーエス株式会社について
シーシーエスは、1993 年に京都で工業用途での検査用 LED 照明メーカーとして設立以来、画像処理検査用 LED 照明の分野ではリーディングカンパニーとして、トップシェアを誇ります。工業用途で培った、照明の使い方により検査精度を高める技術「ライティングソリューション」を強みに様々な分野へ展開しています。近年では、様々なカメラメーカーやレンズメーカーと連携し、お客様のご要望に応じた機器選定および設定を最適化するソリューションのご提案を積極化しており、お客様の利便性を高めることに注力しています。
◇シーシーエスの詳細につきましては、ホームページをご覧ください。
http://www.ccs-inc.co.jp/index.html
2018/2/27 第2回 AI・人工知能 EXPOに出展
当社クロスコンパスは、4月4〜6日に開催される第2回 AI・人工知能 EXPOに出展致します。
今回の出展では、人工知能をビジネスへ活用した事例のご紹介、当社の製造業向け統合開発環境の「Manufacturing-IX (M-IX)」やパートナー様のご紹介を行っております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
AI・人工知能 EXPOでは各社ブースでのご相談や、セミナーの受講ができます。展示会招待券(無料)を下記リンク先からお申込いただけますので、ぜひお申し込みください。
■ 開催概要 ■
名 称: 第2回 AI・人工知能 EXPO
会 期: 2018年4月4日(水)~4月6日(金)
開 場: 東京ビッグサイト
2018/3/21 安川電機のAIソリューション開発子会社との戦略的提携について
株式会社クロスコンパス(以下、「当社」)(本社:東京都、代表取締役社長:佐藤 聡)は、株式会社安川電機(以下、「安川電機」)(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:小笠原浩)が設立した、製造・産業用ロボット向けのAIソリューション開発などを手掛ける新会社「エイアイキューブ(以下、「AI³」)*1」と戦略的提携契約(以下、「本契約」)を締結致しましたのでお知らせ致します。本契約は、AI3と当社が協力して、当社の人工知能(AI)に関する技術を用いたコンサルティングのノウハウと、開発するAIを活用したAIソリューションを提供することを目的としています。
1.新会社AI3との戦略的提携の概要
新会社AI3は、安川電機のサーボ・インバータそしてロボットを中心とした製品を介して、ものづくりの現場で発生するビッグデータを集めることができる強みを生かし、これらのビッグデータを活用するAI技術の開発を加速させます。当社は、製造業全般の幅広いお客さまの要望に対応するため、様々なパートナー企業様との協業を進めております。今回の新会社AI3との取り組みは、これら製造業のお客様にAIソリューションを届けるための取り組みの強化策の一環であり、製造現場におけるAI導入に向けた開発スピードを加速させるための技術協力のほか、業務委託などを含めた連携を強化し、当社が強みを持つ製造業における異常検知をはじめとした各種ソリューションを用いたサービスの展開を目的とするものです。なお、安川電機と当社は2017年10月に資本提携*2を行っています。
2.今後の見通し
本件は、これまで協業を進めているパートナー企業様とは、今後も協力関係の構築に努めて参ります。
参照:安川電機プレスリリース(2018/3/19)https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/news/45421